工務店を利用したのは、東日本大震災で被災し、大規模半壊と診断されたからです。
被害の少なかった土間とトイレ及びお風呂はリフォームにし、残りの台所と居間(3部屋)は建て替えとしました。
全体の工事費は、約2,000万円となりました。内訳はリフォームの部分が約300万円、建て替え(平屋)の部分が約1700万円となり、予定額の1600万円を大きく上回ってしまいました。
支払いは、最初にリフォーム工事を終えたため、300万円を一括現金払いを行ないました。
次に建て替えの工事費については、工事着手が10月で、引渡しが翌年3月末という計画であったことから、着手金として300万円を支払い、年末に500万円を支払い、残りのお金は引渡し完了後に支払いました。ローンは組まず、すべて現金払いです。
工務店は、家から一番近い町内会の中の工務店を選びました。
もちろん、情報としては、注文住宅なるほどサイトいい家ネット と工務店検索のイエココを見て、このサイトに掲載されてあることを確認しました。
最終的に決め手となったのは、同じ町内会の一員として、近所付き合いをしなくてはならないと考えたからです。
この工務店で満足したことは、施工した大工の腕が、すばらしく、しっかりとして軋みもゆがみもない家を作ってくれて、本当に満足しています。家作りは大工の腕次第だとつくづく思いました。
不満だったことは、当初契約を進めていたのが、お袋1人で、契約内容を見ると、柱が3寸5分柱だったり、節のある2級建材だったり、屋根をトタン屋根にしたりと、粗悪な建材を使って安普請の家作りを薦めていたところです。
計画では、1400万円で抑える予定だったようですが、これでは後悔するとお袋を説得し、柱を4寸5分の檜の特級にしたり、屋根をコロニアルに替えたりし、最終的に2割増の2000万円となりましたが、いい建材を使ったおかげで、いい家ができました。
工務店さんには、もっとたくさんのプランをしっかりと説明し、プランの長所と欠点を施主に説明する義務があると思います。